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木曽川タイツアー
KISOGAWA THAILAND TOUR 2005
タイ遠征報告


バンコク(マックスホテルカップ)グレード5

予々選 6月30日〜7月1日
予選 7月2日〜3日
本選 7月4日〜10日

 男子のドロー数は、予選・本選が64で予々選は100人近く出場していました。タイにとって外国の選手は優先して試合をさせてくれるように手配がありました。女子は、予選・本選が32で予々選は20人くらいで海外の選手は1回戦が無いようにドローを組んでくれました。

 ホテルからコートまでは大会側が手配してくれたバスで移動するのですが、朝は7時15分のしかなく、それ以外で移動する時はタクシーを頼むしかありませんでした。朝の時間は日本と同様に通勤ラッシュで40分くらいかかりました。また、練習用のコートは会場近くに設けてくれてはいるのですが、歩いていくには遠く大会側が手配してくれる車で移動になり少々不便でした。練習コートは大会側が2面だけ用意してくれるのですが、たくさんの参加者がいるので自由に予約できないので、コート代を払って練習することにしました。

 食事については、大会会場に昼食を準備してくれるので心配は無いし、夕食もホテル内に日本食があるし、10分くらい歩けばモールがありその中のフードコートやピザハット・回転寿司などもあるので問題ありませんでした。

飲み物についても氷入りのジュースを飲んでいましたが、体調を悪くする選手はいませんでした。ただ、食事の時に強いスパイスがあったときに下痢になった子はいました。

トレーニングをする環境は無く、駐車場を走ったりコート内で行いました。

ホテルからメールの送信ができるはずなのですが、今回は上手くいきませんでした。


<結果>

岩田 予々選初戦負け
井深 予々選決勝戦負け
足立 予々選2回勝ち 予選2回戦負け
三輪田 予々選初戦負け
伊藤 予々選初戦負け
重谷 予々選初戦負け

 それぞれが今回のテーマについてミーティングをしたことにチャレンジしてくれたと思います。思っていることを実際に行動に移すには勇気がいるし、日本ではあまり使わないボールやコートサ−フェイスでは、すぐには対応できないので混乱したことだと思います。そのため私の感想としては、あっさりとしてるの一言につきます。相手と戦うことなしに自分で精一杯なのです。相手が強打してきたらかわしたりよりスピンをかけてコートにまずは返したり、攻撃しようとするのですが自分に余裕がなく、すぐに決めようとする傾向がありました。また、すべてに対して受身の状態で返球しているのも気になりました。自分からボールを配球したり仕掛けたりすることに、思考はできるのですがそのための動きが身についていないことも残念でした。コーチの責任なのでしょうか。考えさせられます。


バンコク(メルセデスカップ)グレード4

予々選 7月7日〜8日
予選 7月9日〜10日
本選 7月11日〜17日

 前回と同様男子のドロー数は、予選・本選が64で予々選は100人近く出場していました。女子は、予選・本選が32で予々選は20人くらいで海外の選手は1回戦が無いようにドローを組んでくれました。

 会場は、予々選だけが民間のクラブ(5面)で開催され、予選からはホテルから歩いて10分くらいの大学のコートを借りて行われました。予々選のクラブまでは歩いて30分くらいで、バスを利用すれと混雑しなければ5分、渋滞があると20分くらいかかりました。予選が始まるとクラブが練習コートとなり、続けて練習時間を確保するためにコートフィーを払って練習することにしました。

 食事については、大学の食堂を利用できるので昼食は心配無いし、夕食も10分くらい歩けばモールがありその中のフードコートや回転寿司・日本食・タイすきなどもあるので問題ありませんでした。1度だけ韓国料理風の店に行ったのですがそこは失敗でした。期待が大きかったせいもあるのでしょうが、味も料理の仕方もぜんぜん違い残念でした。

 この大会は大学を利用するのでトレーニングをする環境は万全でした。コートの横には400メートルのトラックがあり、ダッシュやランニングには体に負担無く十分に行うことができました。

 今回のホテルからはメールの送信ができませんでした。近くのインターネットカフェを利用しました。ホテルから直接電話をすると高いのですが、国際電話カードを利用するととても安くできます。あと、日本以外ならどこでも利用できるシムカードを利用する携帯電話が便利だと聞きました。次回から検討するといいと思います。


<結果>

岩田 予々選2回戦負け
井深 予々選初戦負け
足立 予々選2回勝ち 予選1回戦負け
三輪田 予々選初戦負け 予選1回戦負け(ラッキールーザー)
伊藤 予々選初戦負け
重谷 予々選2回戦負け 予選1回戦負け(ラッキールーザー)

 今回の大会はトレトンボールを使用したので、軽いし良く飛ぶのでボールを打ちきれるラケットワークとフットワークが無いと、コートに入れることができないしコントロールはとてもできません。日本選手を見ているとコートは前にあるのにラケットワークは後ろばかり大きいのが目立ちます。小さな子供達の練習も見ることができたのですが、誰も無理して大きなスイングをするわけでなく、自然なスイングで振りきっているのが印象に残りました。改めてテニスはボールをどう打つか・どこに打つかのゲームだと痛感しました。

今回の遠征はグレードでいえば選手が取り組み始める段階のレベルなのですが、予選と本選では戦い方が全然違っていました。しかし、女子の選手は運動能力では日本の選手とあまり差はないように感じます。試合に入ったときの雰囲気は違いますが。

また、7月9日にはタイ対スロバキアのフェドカップを観戦に大二郎・悠人・千晶がいきました。試合が終わった子だけをクラブのコーチにお願いして引率してもらいました。ここのコーチは元デビスカップ選手でチケットの入手から送り迎えまでとても親切にしてくれてありがたかったです。


 遠征期間中に仲間もできて一緒に遊んでいたり、同じような年代の子がどんなテニスをしているのかも見れたり、異国の文化に触れて日本のすばらしさも感じることができたと思います。この経験が活きて来るのはこれからの取り組み方だと思いますので、参加してくれた選手には今後の活躍を期待しています。

タイ遠征感想

井深悠人

第1週 Mercedes Cup 1
Pre Qualifying
1R VS Sunthornnetr Kasidit(THA) 1-6,1-2RET
2R VS Shivpuri Adhishek(IND) 6-4,6-3
F VS Vansutha Nattawat(THA) 3-6,2-6

第2週 Mercedes Cup 2
Pre Qualifying
1R VS ? (THA) 0-6,1-6

<全体を通して>
この遠征を通して自分に必要であることは、積極的なテニスをするということだと思った。外国人の皆や三橋君は、みんな早いタイミングで前へのスイングを重要としている。だから、皆引き方とか違うけど結局ボールに対し早めに引いていて、前に前にスウィングしている。だから、自分も早くシンプルに引いて前に前に振る。それと動き。自分はいつもボールに対して、待って落として打っている。だから、どんどん早いタイミングで斜め前に動いて打つ。
プレースタイルでは、最終的にはネットをとりたいのだから、積極的に前に行ってドカンと決めてやる。→打てるときにドロップショットとかしょぼいことをしない。ガツンと打ててはじめて生きてくる。
最後にメンタルの部分。もっと考え方を気楽にして、気持ちで負けず、ただただ積極的に前向きにプレーをする。
言う・書くじゃなくて、やる。→自分は言う・知っているばかり。


<コーチコメント>
基本を大切にしながら練習に取り組んでいる姿勢は見本となる選手です。試合で相手と戦うには、応用する工夫が必要で形からは習得しにくいと考えます。どんなボールも相手コートに返球することへの意識が高まり、相手との駆け引きを楽しめるようになると面白いと考えます。

岩田大二郎

第1週 Mercedes Cup 1
Pre Qualifying
1R VS (THA) 4-6,3-6

第2週 Mercedes Cup 2
Pre Qualifying
1R VS (THA) 勝ち
2R VS (THA) 負け

このタイ遠征で、僕はどれだけ下のところで戦っているのかわかりました。世界は広くて、日本の大会で優勝しただけで満足するくらいじゃダメだと思いました。グレード4・5の試合を見て、サービスゲームの重要さがわかりました。プロの試合を見ていても、サービスゲームの取り合いで、サービスゲームを落とすと負けてしまうこともあるくらい大切だと思います。だから、サーブは一人でもできるわけだから、これから練習していきたいです。
僕はタイでは、ボールが当たる瞬間だけを意識して練習していました。タイに来ている人もタイ人もみんな、振りではなくてボールが当たる瞬間を意識していると思いました。外国人は、隙があると攻撃に移ります。だから、守ってばかりで攻撃に行かない人は勝てないと思います。そこが、日本人と外国人の人との差だと思います。
試合をして自分が弱いところは、最後の決めボールと自分がリードしているときに攻撃にいけないところだと思いました。この課題は日本に帰ってからもできるわけだから、毎回の練習で意識してやりたいです。日本の試合は自分が結果を出す場なので、そこはこれからも大切にしていきたいと思います。これからは言葉だけで終わらずに行動していきたいです。


<コーチコメント>
本人も述べているように、打ち合いを互角にしているのですが、最終のボールを決めきることができなかったことで、ゲームを取り切れなかったり相手を復活させてしまい負けるという展開でした。このことはコーチとしても教えることは難しいと考えています。たくさんの練習の中で、決める感覚を習得してくれることを期待します。本当に惜しい試合でしたので、この悔しさをばねに大きく飛躍してくれるとうれしいです。

伊藤千晶

第1週
Pre Qualifying
2回戦 VS Na-Udom Jirathiti(THA) 1-6,7-6(5),5-10 スーパータイブレーク

第2週
Pre Qualifying
2回戦 VS Suthiprapha Natwadee(THA) 6-7,0-6

今回の大会はレベルが低く、その中で自分のプレーがどこまで通用するのかがわかりよかったです。試合結果は良くないのですが、いつもより自分のプレーができたと思います。しかし、プレッシャーがある中で自信を持ってプレーすることができないので、いつもの練習の中で自分にプレッシャーをかけて行いたいです。


<コーチコメント>
遠征を楽しんでくれているし、皆を言葉ではなく行動で統括してくれるのでとても頼もしく感じます。そして、試合内容も技術主体の意識から戦う意識に変化してきていると思います。いつでも胸を張って堂々と歩いている姿が見られることを期待しています。

重谷奈緒子

第1週
Pre Qualifying
2回戦 VS Saenyaukhot Natchanok(THA) 0-6,1-6

第2週
Pre Qualifying
2回戦 VS Chiachaisakun Jiplada(THA) 6-0,6-3
決勝  VS Wang Wen-Bo(CHN) 3-6,0-6

Qualifying(ラッキールーザーにより出場)
1回戦 VS Chu Chu(CHN) 1-6,0-6

私のタイ遠征での決めた目標は、「試合での組み立て方や勝ちたいという気持ち」ということでした。そこで、タイに来て試合をしたら、自分の組み立て方は後ろで攻撃するだけだったけど、タイの子やいろんな国の子は、身長を生かして上手く前に出てくる組み立て方をしていました。前に出るためにスライスやスピンなどいろいろなボールの球種を使っていました。そこが勉強になりました。あと、「勝ちたい」という気持ちを忘れずに試合をしたいです。この気持ちがなければ必ず負けてしまうので、ちゃんとこの気持ちを持って試合に入りたいです。
このタイ遠征に来て、もっともっと勝ちたいという気持が増えました。だから、この遠征を無駄にしないように、これからの練習も頑張っていきたいです。


<コーチコメント>
堂々と相手と向き合って試合をしてくれることを期待します。自分を小さく見せたり虚勢を張って大きく見せることもなく、ありのままで自信を持って戦い続けることです。1週目と2週目ではスコアーでは同じですが、内容には相当の違いがありました。自分の意見を持ち自分のテニスの上達に邁進してほしいです。

足立愉有子

第1週
Pre Qualifying
2回戦 VS Suthiprapha Natwadee(THA) 1-6,6-2,10-3スーパータイブレーク
決勝  VS Na-Udom Jirathiti(THA) 7-5,6-0

Qualifying
1回戦 VS Najarian Madona(IRL) 6-0,6-0
2回戦 VS Liu Shao-Zhuo(CHN) 1-6,0-6

第2週
Pre Qualifying
2回戦 VS Songsermsawas Sitabha(THA) 6-4,6-2
決勝  VS Madanala Niroshita(IND) 6-0,6-3

Qualifying
1回戦 VS Lee Kyung-hwa(KOR) 1-6,2-6

私は海外の試合は初めてで、ボール・コート・相手選手も日本とは違い自分がどれくらい戦えるか、どうすればその中で戦えるかを試そうと思いそれを目標に遠征に行きました。
そこで感じたことは、もっと前で捌くことが必要だということです。今の私は、当ててボールを打っているので、もっと自分からひっぱたいて前で捌くことが大切だと思いました。
外国の選手と日本の選手の差は、メンタル面が一番だと思いました。外国の選手はポイントを取られても次のポイントまでには切り替えていて、そういうメンタル的なところを見習いたいです。
私は試合をして「自分が海外で戦えないほどの差はないな」と思いました。なので、上のことを課題にして、それをできるようにして、世界で戦って勝っていけるようにやっていきたいと思います。


<コーチコメント>
世界にはいろんなプレースタイルの選手がいることがわかったことが大きいですね。そして、戦えると感じたことも大きな収穫だと思います。プレーの充実に向けてやり続ける姿勢を持ち、ジュニアでの年齢に捉われることなく戦うことに期待します。


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