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夏合宿を終えて
IWAMOTO Indoor Tennis
岩本 享浩
1週間前から天気が気になり、毎日週間天気予報とにらめっこの日々が続きました。去年は、初日2日目と雨が降り、2日目の午前中だけ体育館で練習しました。今年の天気はどうなることでしょう・・・

日曜日、朝7時45分に集合、みんなの心がけが良かったのでしょうか、雲は多いのですが雨が降りそうにありません。Aクラス4名、Bクラス15名、Cクラス5名で旅館のバスに荷物を載せて、岐阜県美濃市へ出発しました。緊張感からでしょうか、出発して30分ほどで「車酔いだ!」と言い出す子供がいました。でも、みんな元気でテニスコートに到着しました。
今回は人数の関係や、テニスコートの予約の都合もあり、3会場のテニスコートを予約してもらいました。初日は、A・BクラスとCクラスに分かれて練習しました。Cクラスは、川本とコーチに担当してもらい、まだ試合経験も少なく年齢も低い、見ていると可愛いCクラスの生徒達を見送り練習場に到着しました。
2日目はみんな同じコートで練習し、最終日は、A・Cクラスは、場所移動しました。

テニスコートに到着後、すぐに着替えて、挨拶から始まり、今回の合宿の目標を話し、ランニングからスタートしました。いよいよ、練習の始まりです。

今年の合宿の目標は「ラリー能力を、高める」です。試合を見ていても、練習を見ていても、ラリーを繋げる、いいボールを打ち続けることがなかなかできません。いいボールを打ち込んでも次のボールでミスしてしまったり、テンポ良くラリーをしていても、急に浅いボールが来たり、速いボールが来ると、簡単にバランスを崩してしまいネットへ引っ掛けたり、浅く打ち返して打ち込まれたりしてしまいます。原因はいろいろありますが、気持ちの問題が1番でしょう。

自分でいいショットを打っているのに、見とれてしまって足が止まってしまい、次のボールへの準備が遅れたり「ミスしたらどうしよう・・」と思いながら打ってしまうと、ボールを押し出せなかったり、体重移動がうまく行かなかったりします。その結果ミスが増えていきます。ミスが増えると、気持ちも沈んでしまい、集中力も薄れてきます。この繰り返しでは、上達しません。まず、何を気をつけていけばよいか?そこから考えないといけません。

B・Cクラスは体力もまだそんなにありません。なので、相手に振り回されたり、特に前後に走らされるとすぐにバランスを崩してしまいます。もちろん、体力だけではなく、次のボールを予測したりすることも大切です。この辺は、経験もあるので急には良くなりませんが、集中して練習しているかどうかで上達の早さも違います。

今年の合宿も太陽の日差しと蒸し暑さと戦いながら、3日間の練習が過ぎていきました。私にとっては今までで1番速く過ぎてしまった合宿でした。
その理由は・・・
今年の合宿で大変だったのが、子供達の練習に対する心構えです。練習に対する準備がまるでできないことです。コレは本当に残念でした。食事の時間、最初は料理がお膳の上に並んでいました。しかしご飯をよそったり、お味噌汁をよそったりすることは自分達でしなければなりません。しかし、みんな椅子に座って「ボー!」としています。コーチが、「自分たちでやれ!」と言われなければ誰もやらなかったでしょう。

練習の時も、バスに荷物を載せたり、コートについて荷物を降ろしたりが、いちいちコーチが言わないと自分達で出来ませんでした。唖然としたのは、おろした荷物をそのままにして、何もせず、べらべらしゃべっていました。

コートへ着いたら自分達でボールの準備など、自分達で練習の準備をするのが当たり前です。ところが今の子達は「誰かがやってくれる」「コーチがやってくれる」「親がやってくれる」・・・と勘違いして、自分達で行動を起こせません。特にひどかったのが、最終日の朝、練習へ行く前のバスに乗り込むときでした。

1階へ降りてくる時間も遅く、バスに乗ったら後から来る人達のことを考えず、通路で自分の荷物と、うだうだしていたりして、まったく次の人達のことを考えていません。
当然練習所へ行く時間も遅くなります。でも、そんなことを気にする子供など1人もいませんでした。その日は、練習場へついてからコーチの雷が落ちました!特にBクラスの子供達は、楽しみにしていたAクラスと練習をさせてもらえませんでした。自分でやることをしっかりできなければせっかくのチャンスもなくなります。しっかり反省してください。

もちろん、頑張った子供たちもいます。Cクラスの子供達は男の子も女の子も、食事会場へ来るのが速く、みんなのご飯をよそい、ご飯も速く食べて、好き嫌いなく全部食べました。
正直、好き嫌いがあり、泣きながら食べる子もいるのかと思いましたが、Cクラスの子供達はしっかりしていましたね。返事も大きく、集合場所へは1番に来て、ミーティングの時には1番前でコーチの正面で正座して話を聞いてくれました。
もちろん、正座を強制したわけではありませんが、何故か正座でしたね。高校生の3人も頑張っていました。特に朝の出発の時は、集合時間より20分速く来て荷物を運んでくれました。合宿の中で、今、自分が何をすればよいか、考えて行動したみたいです。

合宿も終わり、この原稿を書いているときも、試合の結果を報告する電話がかかってきます。みんなシード選手のところまで勝ちあがって、シード選手に負けているみたいです。
合宿で自信をつけて、簡単に負けない自信がついたと思いますが、いつまでも相手がシードだからといって簡単に負けていては何も変りません。勝つのは簡単ではありませんが、その壁を超えないと次にいけません。これからの、練習や練習に対する心構えが大切になってきます。
ミーティングでも話しましたが、毎日の生活を充実させないと良い練習はできません。家の中でも、積極的に行動してください。

最後になりましたが、今回もたくさんの差し入れをいただきまして、ありがとうございました。本当に感謝しています。
今回は暑かったので、18本のアクエリアスはあっという間になくなってしまいました。また、宿の方にも、氷を用意していただき本当に助かりました。おかげで、日射病や、熱中症で倒れる子もなく、大きな怪我や事故も無く無事合宿を終えることができました。
特に熱中症は食事をしっかり取ることが大切です。、家でも、好き嫌いなく、たくさん食べることが大切なので宜しくお願いします。特に試合で勝ち上がっていくと、たくさん試合をしないといけません。最後の最後で体力負けしないように普段から準備をしっかりしてください。

今回の合宿を通して、子供達が少しでも強くなってくれると嬉しいです。怒られながら一生懸命練習する子供達の顔は、何時間見ていてもあきることはありません。
これからも子供達が1試合でも多く勝てるように、また、すこしでもたくましい人間になれるよう応援していきます。
ありがとうございました。

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